【映画】劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア/暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー 感想

どうも、こんにちは。

ちゃんたです。

今回は先週に見たリバイス&ドンブラの劇場版の感想の記事になります。勿論1週間たったのでネタバレを含んで書いていきますので、その点についてはご了承ください。

 

映画の順番通りにあらすじを書いてその後で纏めて感想書きます。

 

【ドンブラパート】

テレビ本編でもちょっと流れてたけども、最初は島崎和歌子がやってるプロデューサーにソノイとソノニがスカウトされ映画を撮影してたものの、見た目がクワガライジャーに似てる監督に気に入られずに映画の制作も難航してた所にドンブラザーズの戦いを見てたプロデューサーにそのドンブラメンバーが抜擢。

タロウとはるかが主役を演じることになり、誰が見ても酷い演技だったがなぜか監督には受けが良く、そのままで撮影続行。その後もアドリブを重要視している監督の所為でドンブラメンバーが好き勝手に入り込んでカオスな状況になるも、やっぱり監督だけは大満足。

気分が高揚した末に監督がヒトツ鬼の正体を現し、ドンブラと戦いながら映画撮影を無理矢理続けるも、最後はドンオニタイジンに変形合体したドンブラにやられて爆殺。

最後は試写会で制作した映画を公開することになるが、あまりにも原作と乖離した酷い出来だったため、ファンからは非難の嵐で映画は公開中止。そんな内容でした

 

【リバイスパート】

冒頭は5000年前にケインコスギが演じるアヅマと赤石がギフと契約し、不老不死を得るシーンが始まり。つまりここで赤石とギフの関連性について紹介された。

そして、現代ではどうやらギフを倒した後?(あとスピンオフのキマイラの続きでもあるらしい)っぽい時系列で、五十嵐家パパママが旅行へ行くことに。ちなみに、キマイラの主人公もとある理由でその飛行機に同乗する(後述する)

が、しかしそこにハイジャック犯も乗り込んでおり、現在では閉鎖された研究施設に飛行機事乗客全員が拉致されてしまう。先に書くけど、パパさんは自分を狙ってジャックしたのかと思い込んでいたが、そのハイジャック犯のリーダーと思わしき八嶋智人がやってる狩崎の悪魔には五十嵐三兄弟を誘い出すために五十嵐夫婦を拉致したとうざい口調で教えてもらう。

ニュースでハイジャックの件が報道されており、そしてまんまと乗せられた三兄弟は拉致された皆を助けに行くべく狩崎に協力してもらいその研究施設へ乗り込むも、そこで対峙したアヅマが変身するダイモンの力で3人の悪魔が全員表に引きずり出されたうえで更に乗っ取られ、生身の三兄弟を襲い、しまいには三兄弟が捕まってしまう。

どうやらアヅマはギフが死んだことで体が徐々に崩壊しそうになっている所を狩崎の悪魔に直してやるとスカウトされ、その狩崎の悪魔はアヅマを直すためにもギフの遺伝子欲しさに三兄弟を誘い込んだらしい。

操ったバイスたちを利用して三兄弟をいたぶり続けるも、何かよくわからん力で覚醒したママさんの悪魔?(見た目が悪魔っぽくないんだけど多分この番組的には悪魔だと思う)に洗脳を解いてもらい元のライダーの力を奪取。さらにそのママさんの悪魔の力で3人の力が合わさったフィフティゲイルバイスタンプを生成し、仮面ライダー五十嵐と言う3人が合体したライダーに変身。

その後五十嵐で戦いつつ五十嵐家と拉致された乗客たちと一緒にバスを拾って逃亡。とりあえず一晩休憩して次の日に脱出作戦を決行。

帰ってこない五十嵐家たちを心配して増援を向かわせようと狩崎は元デッドマンズの3人を研究施設に送り込んで最終決戦へ。

ほっておいても死にそうなアヅマだけども、ちゃんとケリをつけたい一輝はギファードレックスバイスタンプでギフの遺伝子を除去してやってダイモンとタイマン。

弟たちに狩崎の悪魔も倒してもらも、仕掛けてた爆破装置が起動。爆破されゆく研究施設からギリギリ逃げ出せてエンド。って内容でした。

 

あらすじに関しては大体こんな感じです。

 

 

感想についてなんですが、どちらもニチアサ映画としてはまずまず合格点は取れてる内容だと思います。

 

ドンブラについてですが、普段から話の展開が井上敏樹節が全開でカオスでなおかつ見ていて楽しめる内容なんで映画でも安定の出来でした。個人的には普段は味気ない口調の脳人も映画の役では流ちょうに普通にしゃべってたのが新鮮で良かったです。テレビ本編でもこの3人でもっと掘り下げ欲しいなと思えてきました。

あと、敵の怪人がハリケンモチーフも合わさっているからか、戦闘してるシーンでもハリケンのオマージュシーンがあったのが敵ながらかっこよかったですね。ゴーカイでハリケンに変身した時もそうだけど東映あの演出気に入ってるよね。

後はドンオニタイジンに変身した後の名乗りでねぶたで登場しながらの名乗りがかっこよくて流石劇場作品なだけあって豪華な演出が多くて満足できる出来でした。そういやこの戦隊パート、ライダーパートに分かれた形式の映画ってジオウ以来ですね。

 

バイスパートは所々ツッコミたくなるものの、なんだかんだここ数年映画の出来は悪くないよなって言いたいぐらいにはよかったです。いや、そのここ数年のシリーズのテレビ本編の脚本が酷いから余計にそう思えてくるだけかもしれませんが。

特に最後のダイモンとの戦闘シーンではバイスが勝手に死ぬんだからほっとけばいいと忠告しても、アヅマの心情も鑑みてわざわざ体の不調を直してやってから最後の戦闘に踏み込むってのが一輝のおせっかいらしい展開でよかったです。なんというか、いい意味で序盤のリバイスらしさが散りばめられた映画でした。

ただ、個人的にちょっと気になったのがTTFCでしか配信されてないスピンオフの話をこんな締めの映画に盛り込むのはどうなかと思いました。スピンオフはスピンオフ、劇場作品は劇場作品で個別にまとめてもらえないもんですかね?ただ東映が阿漕な商売やってるだけにしか感じないです。つうか、スピンオフなんて作ってる暇あるならテレビ本編の脚本にもっと力入れてくれよ。もう何年脚本がクソって叩かれてんだか

あと、謎に拉致された乗客に妊婦がいて終盤のバスのシーンで子供産んでたけど、普通そんな生まれるぐらいの時期で飛行機乗りますかねぇ…

まぁ。気になる箇所はあれど、それはあんまり気にしなくてもいいぐらいには本編は充実してました。

テレビ本編はあんな感じだけど、映画シリーズはこのまま調子よく続けて行ってほしいですね。

 

 

こんなところですかね。数年ぶりに戦隊とライダーがセットになってる映画を見ましたけど、良くも悪くもらしさが残っていてある意味良かった出来にはなってましたね。