どうもこんばんは。ちゃんたです。
大晦日に差し掛かってきましたが、先週に「マトリックス レザレクションズ」を見てきたのでその感想について書いていきます。一応映画始まるまでの3週間の間に昔の3作はもう一度見直してきましたので過去作にも関連して話を色々していこうかなと思ってます。公開からは2週間経っているので今回もネタバレ覚悟で書いていきます。
大まかにあらすじを説明すると前作から繋がっており、最初はマトリックスというゲームを制作する会社に勤めているアンダーソンくんがニューヨークで一般人として生活しているマトリックス世界で
→その最中にマシンシティに繋がれていたネオをザイオンのメンバーに助けてもらい、その後今度はネオがトリニティを助けに行くって感じの話です。かなり端折りましたがこの映画2時間半あるので前半の架空の生活を送るパートが1時間ぐらいかかってた気がします。
その上でこの映画の感想なんですけど、結果から言うと正直蛇足感があったなと思います。個人的に今までの3作品でキチンとまとめられていたのでわざわざこの話なら今更マトリックスシリーズを掘り返す必要があったのかと疑問に思います。まぁ3作目はターミネーター4感が若干あれど
例えば今までなら現実世界の危機だからマトリックス世界に潜り込んで戦うぞって話だったんですが、今回の場合は単純に捕まってるヒロインを助けに行くってだけでなんだかスケールダウンしてる気がするんですよね。そこの脚本上の問題も孕んでいてより盛り上がりに欠けたんじゃないかなって思ってます。
あと先程も上げましたが、どうでもいい前半パートが長すぎるというのが一番の問題だと感じました。これで2時間半ってのが007の最新作と比べると時間配分勿体ないなと
ここではゲームを制作する上で過去作の映画にちなんだ会話をしてるシーンが多かったんですが、最近の洋画ではああいう映画そのものをメタ的に小ネタにした話を組み込むことが増えたような気がするんですけど、あれ今の流行りなんですかね？個人的にはそこまで面白いとは思ってないんですが
話に直接関与しているか微妙ですが、やっぱり90年、2000年代にあの映画があったからこそ昔のシリーズはアクションも映えてたかなって思ってます。個人的にアクション面で言うと2作目の大量のエージェントスミス戦とか鍵師を守り抜くシーンとかものすごい好きなんですけど、今回はなんかそういう記憶に残るような派手で爽快なアクションシーンもなかったような気がします。最後のゾンビみたいに乗っ取られたマトリックス世界の住民から逃げるシーンも特にいう事はないし、それこそ2作目のあの高速道路でのアクションの作りこみはどこ行ったのやらと。というかバレットタイム的な演出があったかどうかの記憶が…
あとそれに近しい話をすると数人役者が変わってたのもちょっと残念だったなと。まぁ何かと事情があるのかもしれないですけど、せめてエージェントスミスの代わりらしき人には黒いスーツ着せてそれっぽくさせてくれませんかね。
ただ、役者が変わった上であろうと、過去のキャラが勢ぞろいだったのは数少ない＋意見ですかね。フランス語喋るあいつとか見た目も大きく変わってりゃ吹き替えが別の人に変わってたから最初は誰だったのかよくわからんかったけど。あとせめてキアヌ・リーヴスは髭剃ってくれ。ジョンウィックにしか見えん。
あ、吹き替えの話で思い出したけど007の最新作とか最近の吹き替えってなんかアニメ方面でよく見かけてた人が吹き替え業増やしてるの多いですね。中村悠一さんもキャプテンアメリカがあったからかワイルドスピードのドミニクの弟とかやってたし、内田真礼さんもホントにごく最近になって吹き替え業増えてるみたいだし。二人とも所属事務所的に吹き替えに強い訳でもないんですごく意外に思います。
まとめですけど、近年大昔に流行ってた作品で今になって続編制作する流れが続いてますが、なんだか打率が余りよろしくないような気がしますね。それこそターミネーターとか
つまらなくはないけど、話もアクションも別に昔ほど良くもないし、わざわざ続編作る必要あったんかいなって感想で留まる事が多いですね。例えるなら得点付けるとしてそれが1作目に8点なら今作はもう3~4点ですね。今の時期だと呪術廻戦やキングスマンのスピンオフも公開してるのでそこまで見に行く必要性がある映画かと言われると微妙なラインです。そりゃ広報するとなったらヒカキンとコラボさせてキッズの客足増やした方がいいかもしれんわな…
