【映画】ワイルド・スピード/ファイヤーブースト 感想

こんばんは。ちゃんたです

今回は映画公開から1週間たったので「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」について感想を書いていきたいと思います。ちゃんたはスピンオフ含め前作見ているのでそれも踏まえて書いていくつもりです。

 

冒頭は5作目の金庫を引き連れるシーンから始まるのですが、なんとあの5作目のラスボスであるレイエスに息子がいたらしいです。なのでこのシーンで久々にブライアンを拝めることになりました(本編は勿論登場しませんが...)

今作のあらすじとしては、そのレイエスの息子が父親の仇を取るべく、ドム達のファミリーを罠にハメたりと次々に襲いにやってくるという話になります。その中でもブラジルのリオ等今までのワイルドスピードシリーズに因縁のあった地を次々に巡りながら、車に乗って時には逃げたり、時には戦ったりといつものワイルドスピードらしさのある映画でした。

 

そして、感想としてはまぁいい意味でアメリカ映画全開なワイルドスピードでした。

最近の洋画シリーズはトップガンを除いて段々と年月が経つたびにズレた新作を作ったりして話があまり面白くなかったりすることが続いていましたが、調子がいい時のノリが戻ってきたように感じました。

まず先に話に上げたいのはアクション要素ですね。前半ではローマンたちがローマでミッションをこなしていた所、そこで乗り込んだバンに積まれていた球型の爆弾を処理しなければならない目に合うのですが、そこでバンが横転してしまい、爆弾がコロコロローマ中を転がってはドム達がなんとか車でカバーしようとしたりと、如何にも劇場で見る上で体験できる凝った迫真のアクションシーンは満足のいく出来になってました。

前作のマグネットも悪くはなかったんですけど、まぁ車のアクションがすごいというよりかはマグネットのアクションがすごいって感じだったんで...

他にもジェイコブとドムの息子が車に乗りながら車に積んだ大砲で敵を蹴散らしたりと、よくまぁこんなのが思いついたなと言いたくなるようなトンチキなシーンも盛り込まれていたのも良かったですね。

 

肝心のお話は...まず情報出たときから感じたのが、人気作の5作目から因縁のある設定の悪役を作ったのは少し保守的になったなぁと感じました。例えるなら2の続きとして作ったニューフェイトみたいな。後は上映時間の長さが原因か、そこまでアクションやってないシーンが多くて、中だるみは若干感じたなぁと思います。やっぱりワイルドスピードの5作目~7作目あたりなんかは派手さが面白かった要因の一つですしね。

あとこれ前編に当たるらしいので、話としての評価は次回作に寄るかなと思います。勿論今作だけでもつまらない訳ではないです。

 

とりあえず今までワイルドスピードちゃんと全部見てきたという人になら続けてこれも今度の新作も見てねってオススメしたくなるんですけど、そうじゃない人は最低限5作目は確認してから見て欲しいと思います。ま、10作目にもなって今から完全新規で見るような人あまりいないとは思いますけど。

 

では