【仮面ライダー】仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ 感想

どうもこんばんはー。ちゃんたです。

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今回は先週の公開日に見に行った「仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ」の感想記事を書いていきます。1週間たったんでネタバレありきで書いていきます。

 

まずこの映画のあらすじはと言うと大体はいつものデッドマンズの連中がいわくつきのスタンプ探しに行くとそっからディアブロというかなり強い悪魔がよみがえって、50年前ショッカーに加担していた科学者が100年後の世界から現代にタイムスリップしてディアブロ倒しに来たよ

→でも仮面ライダーセンチュリーに変身するには現代の息子の体借りないといけないけど父親を恨んでるから協力してくれない。おまけに敵が強すぎて敵の幹部級と戦ってるセイバー組も歯が立たないよ

→だから一輝に親子喧嘩の仲裁させてなんとかセンチュリー戦えるようにしてディアブロ退治するぞ!みたいな感じです。セイバー要素端折りましたが、ほぼ言うほど重要な立ち位置でもないので敢えてスルーしてます。

 

今回の映画、結論から言うと映画単体で見れば面白い部類ではありました。新キャラの設定も一見するとややこしくはあれど回想なんかではちゃんと説明されていて、本郷武を改造した張本人であり、ショッカーを裏切った処罰として宇宙に捨てられた先でワームホールに通って100年後(現代で言うなら50年後の2071年)にたどり着いたが、そこではディアブロたち悪魔が支配する世界になっていたのでそのディアブロが復活した2021年に精神だけタイムスリップさせて対処しに来たという設定であるらしく、この映画のバックグラウンドが上手いこと作りこまれていたので話の本筋自体はよかったです。ただ、今回はそのセンチュリー親子と一輝バイスぐらいしかまともに見せ場が無かったのでライダーシリーズの映画作品で言うと微妙なところですね。点数付けるなら7~8点ぐらいですかね。かなり7点寄りになりそうですが。

 

ちなみにシリーズ単位で言うとリバイスセイバーの出演者しか出てこなかったので、近年の合作映画にしては珍しい部類の映画だと思います。その上セイバー組に関しては敵の幹部キャラと対峙するだけでしかない役回りだったので、その点が少し退屈かもしれません。ゼロワンジオウ映画が結構好きな部類に入るぐらいには面白かった覚えがあるんですが、あれに比べてもやっぱり前作組の扱いがあまりよろしくなかったですね。

というか、これに関しては両シリーズの出演者多すぎ問題に行きつきそうな気も…令和になってから立て続けにレギュラーのライダーキャラ何人も作ってますからね。まぁゼロワンとセイバーに関しては時期によっては敵に回ったりしてるライダーもチラホラいましたが。

 

あとはせっかく藤岡弘の息子を本郷武役に呼んだ割にはこっちも役回りが50年前の回想と終盤その父親の方の科学者の前にコメント残しに来たぐらいでしか出番無かったのがもったいなかったですね。せっかくなら現代に変身後に藤岡弘にアフレコして貰うだけでもいいから1号が助太刀に来たとかでもよかっただろうに。前のスーパーヒーロー戦記では藤岡弘呼べたんだし。あとそのいくら本郷武役にしても喋り方が藤岡弘のモノマネしてるようなイントネーションだったのがすごい気になりました。もう少し自然にしゃべらせてもよかったんじゃないかな。

ついでに役者の話をするとセンチュリー親子に関しては実績積んだ俳優が担当してるだけあってやっぱり演技も箔があってよかったし、映画限定の登場人物の作りこみ自体は悪くなかったですね。本当にこの映画はこの親子ありきのストーリーでした。

 

まとめると、映画の脚本そのものは悪くなかったけど、50周年記念を謳ってる割にはちょっと地味だなという印象が強かったです。ジオウの映画作品は大出世した俳優呼んだり、平成ライダーの締めということも歴代ライダーが沢山集まったりだとか、毎度毎度お祭り映画感あるように作れてたのに今更になって広報的な問題が下手だなって感じました。ちなみに過去ライダー要素に関しては100年後の世界でその科学者の本体を守るためにセイバーの飛羽真、倫太郎、ユーリ、リバイスの大二、さくら、バイスが戦うために未来の狩崎に別作品ライダーの姿を装着して貰うってシーンだけです。あと敵に毎度毎度のライダー映画らしく王蛇やソーサラーとかいましたね。

あと、個人的に気になったのがそこも踏まえた上でCMや劇場版verのテレビ本編OP映像で見せ場お出ししすぎたのとその上サプライズ要素も全然なかったですね。やっぱり地味だったという感想に行きつきます。

 

見て損はないけど、リバイスのテレビ本編追ってる人が絶対見ないといけないって程ではなかったです。

今回はここらへんで終わります。今はとりあえずオーズ映画期待しておきます。