【映画】スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 感想

どうもこんばんは。ちゃんたです。

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つい先日映画を見てきたのでその感想を書いていきます。一応公開からは2週間もたってますしね

ちなみにちゃんたはMCU作品はちょうどホームシリーズ2作目までは視聴し、スパイダーマン映画作品も全て事前に見返しておいてから見に行ったのでそれを踏まえた上で話していこうかと思ってます。もちろん公開から日が経っているのでネタバレ覚悟で書いていきます。

 

大まかにあらすじを説明すると前作のミステリオがピーターをハメようとしたことから始まり、ピーターやメイおばさん等メインキャラ達がダメージコントロール局の元拘束され、証拠不十分で釈放されるのもピーターがスパイダーマン(しかもミステリオを殺した容疑もある)の正体ということで世間から変に注目されるようになってはMJやネッドまで大学受験全て落ちたりとまともに生活も送れなくなったところ、この状況を打破しようとDr.ストレンジに魔術でなんとかして貰おうと頼みに行くがその魔術をちょっと失敗してしまい、Dr.オクトパス等過去のスパイダーマンシリーズの悪役がこちらの世界で暴れている所を捕まえては、ただ元の世界へ送り返すだけでは皆その元の世界の方で死んでしまうので元々の人間に戻れるよう科学の力で解決していこうという話でした。

 

 

なんともこの映画と言うとやはり見所は過去作のキャラが登場するという点ですね。今までなんやかんやあってMCU作品としてのホームシリーズ以外はもうただの過去作という扱いになっていたスパイダーマン1,2,3やアメイジングシリーズ等からMCUスパイダーマン世界へマルチバースからの混入者ということで登場して今作のスパイダーマンと戦闘をしているというのは何とも贅沢な映画でした。アベンジャーズMCU作品のオールスター映画となると、今作がスパイダーマン映画としてのオールスター物ですね。

しかも話の本筋も今までのスパイダーマンよろしく、「大いなる力には、大いなる責任が伴う」を踏襲した展開であり、ピーターの自分で蒔いた種がきっかけで不幸が続くとホームシリーズにしてはかなりシリアスな側面が強く、でもなおかつただ敵をボコスカ倒すのではなく、序盤から一貫して悪役側の問題を解決してあげるが、最終的には一連の問題を解決するためDr.ストレンジに世界の人間全てからピーターの記憶を消してもらい、スパイダーマンはこれからも孤独に戦うエンドと、ピーターもといスパイダーマンらしさを貫き通したうえで練られた脚本で面白くできている映画ではありました。

 

映画の上映時間はエンドゲームより30分短い2時間半程でしたが、序盤はDr.オクトパスからエレクトロ、中盤からグリーンゴブリン、終盤では過去2シリーズのピーターも登場した上で悪役全員との戦闘と派手な戦闘パートが随所に散りばめられており長ったらしく感じる事もなければ間延びしてる感覚もなかったので時間が長いなりにも構成のお陰で退屈に感じる事も一切なくてよかったです。まぁこの手の話の作りは昔のアイアンマンの頃から一貫してる気はしますね。

 

というよりもこの映画、話の面白さ抜きにしても登場人物がちゃんと昔の作品で演じてた本人呼べていた事がすごいですね。マトリックスではやはり登場人物の役者が数人変わっていたことで不満に思っていたのでここのオリジナルキャストの多さが特にうれしく感じました。あと吹き替えも全員昔と同じ人でしたっけ。一応MCU映画などの他作品繋がりで言うところのグリーンゴブリン→レッドスカル、Dr.オクトパス→サノス、エレクトロ→ヴェノムと結構声優繋がりが多かったのでそこはどうするのかなと思いきや吹き替えまでなるべく同じ人呼べてるのは個人的にはありがたい要素ではありますね。

 

 

まとめですが、近年の007の5作品目等ここ最近のシリーズものの映画ではファンに嬉しい要素を散りばめてくれている映画が多い中、このNWHに関しては特にサービス精神の太っ腹な映画でありました。得点つけるなら文句なしで9点、10点は付けたいですね。個人的には間延びを感じなかった事を踏まえてエンドゲームよりも好きになれました。(流石にあれは長すぎた)

世間でここまで大きく話題になっている理由のよくわかる映画ではありましたので当然視聴をオススメしたい映画ではありましたが、この映画を楽しむうえでは最低限、スパイダーマン映画シリーズ全てとDr.ストレンジの個別映画とエンドゲームは見ておかないといけないものの、権利的な問題で他配信サービスとディズニー+に登録しないと視聴しづらいのが問題点ですね。いい加減このマーベル映画作品の視聴のしづらさを解決してくれないものなのか

 

では