【映画】青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない 感想

こんばんは。ちゃんたです。

今回は映画公開から1週間たったので「青春ブタ野郎はランドセルガールの夢を見ない」について感想を書いていきたいと思います。当然前回のおでかけシスターから引き続いて鑑賞しておりますので、今までの青ブタシリーズを踏まえた上で書いていきます。

 

今作のあらすじとしては、以前主人公の妹の花楓が学校でいじめを受け、思春期症候群の発症と解離性同一性障害を患ってしまった事に連られて母親も精神を病んでしまっていたが、花楓が回復したこともあり、母親の状態も良くなりつつあるのでもう一度家族全員で集まる事から話が始まります。そして、再開した後で今度は主人公の咲太がテレビアニメ1話の麻衣さんのように周りの人間から見えなくなってしまう思春期症候群を発症してしまったのでそれを解決していくストーリーになっています。

ようは今回は高校生編の締めということもあって主人公の掘り下げ回に近い構成になってますね。

 

感想なんですけど、話のボリューム自体はおでかけシスターと同じく劇場版と言うより、テレビスペシャル回のような量ではありましたが、麻衣さんの思春期症候群をオマージュしつつも咲太が抱えていた問題を解決する、それも主人公一人の力ではなくヒロインである麻衣さんが最後まで協力していたのが良かったですね。青ブタらしく麻衣さんとのイチャイチャシーンも兼ねていたのが素晴らしいです。

特に、このアニメシリーズって主人公が高校生にしては大人びているというか、妹とは二人暮らしで家の事もそつなくこなして、変に余裕ぶっていた性格をしていたことや、この不可思議な現象が「思春期症候群」と称されてた意図等、今回の思春期症候群の解決として今作のクライマックスでようやく気付いたような描写がなされていたのも高校生編の締めとしていいオチになってたと思います。

あと、気になったことと言えば未だにマウストゥマウスのキスシーンがないままでしたが狙ってやってんですかねw

ただ、小学生時代の麻衣さんが何故出てきたのかはイマイチよくわかんなかったんですよね。今作は細かい描写の説明は省かれがちだった気がします。

 

とりあえず今までの青ブタシリーズを見てきた人なら今作も見ておいて欲しいのですが、個人的には1作目のゆめみる少女があまりにも素晴らしい出来だったんで、やはり映画シリーズとなるとそのゆめみる少女と比較してしまいがちになっては高評価を与えにくいところはありますね。

あと、映画の最後に大学生編以降もアニメ化することが決まりましたが、テレビアニメ2期なのかまた映画シリーズになるのか気になりますね。まぁいずれにせよ追うとは思いますが

 

では