【アニメ】SSSS.GRIDMAN & SSSS.DYNAZENON 感想

皆さんこばんは。ちゃんたです

また見たアニメのストックもたまって来たんで最近見たアニメの感想を書いていきます。

めんどくさいのでサムネ用に最新作の映画の画像貼り付けとく

今回紹介するのは「グリッドマンシリーズ」です。一応シリーズとして纏めておいた方が良さそうな気がしたんで今回は二つまとめて書きます。

こちらは電光超人グリッドマンという円谷の特撮番組を原作とし、TRIGGERが制作した(一応は)オリジナルアニメシリーズです。グリッドマンは2018年の秋、ダイナゼノンは2021年の春に放送されていました。

二つともテレビ放送していたころに見ていましたが、新しく映画が製作されるとのことなのでもう一度見直すことにしました。

 

グリッドマンの方のあらすじは主人公の響裕太はヒロインの宝多六花の家で記憶喪失になった状態で目覚めるが、六花の家(中古屋とカフェ?)に置かれていた古いパソコンから呼びかけて来るグリッドマンに「自身の使命を果たす」ように諭されることに。

その後、街に謎の怪獣が現れた際にグリッドマンと合体して怪獣を撃破したことで次々やってくる怪獣にグリッドマンと立ち向かっていくってそんな話です。

そしてダイナゼノンは、主人公麻中蓬(クレジットは一番上じゃなかったけど多分こっちが主人公だと思う)は、ある日空腹により行き倒れていたガウマを助けたことで「命の恩人」として付きまとわれることに。

そして後日、街に怪獣が出現した際に怪獣遣いであるガウマは巨大ロボット「ダイナゼノン」を起動するが、近くにいた蓬と南夢芽、山中暦飛鳥川ちせを巻き込んでしまったことでこのメンツで後々からやってくる怪獣と戦うことになったって話です。

 

この二つのアニメを見て真っ先に言い表したくなる感想はやっぱり戦闘描写のCGクオリティですね。もうこれだけでも十分面白いアニメでした。

ここ5年ぐらいの間で深夜アニメであってもCGを活用しているのはほぼ当たり前の時代にはなりましたが、主人公サイドと怪獣サイドのバッチバチの戦闘描写は見ごたえのある迫力あるアニメーション作りができていたと思います。

勿論お話もそのクオリティに遜色のない作りにできていたと思います。例えばグリッドマンとしては最初続編ありきのつもりがなかったらしく、この1クールで綺麗に締めていますが、その1クール内でちゃんと世界観やキャラクター設定のように序盤にシリアス話や謎要素を散りばめ、中盤に進むごとにキャラが成長し、終盤で納得のいく、それでも少し視聴者側に考察というか、まだ疑問を膨らませるようないい塩梅の終着の付け方をした脚本作りができていたと思います。この際なんでもう言っちゃいますけど、1クール見た上でも未だに悪役たるアカネの存在がわかったようでわかってないんですよね。もちろん良い意味で

ダイナゼノンに関してはもう新作の映画を作るつもりがあったのか、グリッドマンのような世界観の謎というのが然程ありませんでしたが、その分ヒューマンドラマに寄せていましたね。そこで序盤は敵サイドも含めてちょっとギスギスした関係や、キャラ個人個人が悩みを抱えている所を話が進むごとに解決していくって作りだったので、個人的にはダイナゼノンの方が好きではありましたが、やはり特撮風味のアニメとしてはそっちのパートに力かけすぎたのではないかと思っています。悪くはないんだけどね

もちろん戦闘描写はグリッドマンと同じくして高クオリティで見ていて面白かったです。特にこちらの場合は主役がロボットなので形態を変えながら戦ったりしている場面も多かったですし。

 

とまぁ、プラス方面の話題はある程度書ききったと思いますが、強いてマイナス要素を付け加えるなら何故かアフレコというか音響周りがアニメらしくなかったんですよね。悪く言えばチェンソーマンのアニメみたいになってます。

会話パートも大半のキャラがなんというか、あえて抑揚を抑えた喋り方をするせいで一言でいえば声ちっちゃいんですよね。おかげでテレビで見てた頃はエアコン付けたままだと本当に会話が聞き取りづらかったです。スマホのアプリで見る時はそこまで気にはなりませんでしたが。

 

感想はこんなもんです。今回は珍しいぐらいプラス方面は色々思いつく分、マイナス方面はあまり思いだせないぐらいには結構満足感のあるアニメシリーズでした。映画も始まりますし、今までこのグリッドマンシリーズ全く見てなかったという方にはオススメしたいと思ってます。言い忘れてたけど、多分過去の特撮番組の方のグリッドマンは見なくても大丈夫です。

ちゃんたもこのまま映画の公開を期待しようと思っています。それでは