【映画】グリッドマン ユニバース 感想

こんばんは。ちゃんたです

今回は映画公開から1週間たったので「グリッドマン ユニバース」について感想を書いていきたいと思います。

 

あらすじはグリッドマンベースでアニメ版の続きとして始まります。

主人公の裕太は進級した後になって六花へ告白を決意するが、日常を取りもどした最中に突然怪獣が再び出現。そしてまたもや裕太にグリッドマンは語り掛け、二人で協力してまた戦うことに。久々の怪獣に苦戦する中でダイナレックスや新世紀中学生、そして別世界に住んでいるらしき、ダイナゼノンの面々たちも裕太の前に次々と現れ、この世界の異変へと身を投じることにって感じの内容です。中盤以降ややこしい展開が続くのでかなり端折ってますが。

 

そんで感想なんですけど、期待通りの戦いもあればそれ以上にファンサービスしているシーンも多く、なおかつグリッドマンメインキャラの掘り下げが更に進んでいたので非常に満足できた映画でした。グリッドマンの締めとしてはほとんど文句なしと言っても過言じゃありません。

特に戦闘シーンに関してはアニメの時から変わらず高クオリティなCGアニメーションを保てていましたし、グリッドマンとダイナゼノンの合体、グリッドマンナイトと新世紀中学生との合体等、映画やるのであれば見てみたいと思っていた要素がちゃんと散りばめられていましたし、それだけでなく新しい合体フォームのお披露目もできていたので、ホビアニというか特撮番組と言うかそっちの視点としても十分楽しめた出来になっていたと思います。

メインのストーリーに関しても、ダイナゼノンで蓬と夢芽がくっついた分グリッドマンではそんな話なかったなと思ってた矢先、映画ではちゃんと進展がありましたし、アニメの続きなんでアカネに出番はないんだろうなと覚悟していた中、現実世界に戻ったアカネがグリッドマンたちに協力するようになったことで、このアニメの方の世界で怪獣優生思想っぽい衣装でのアカネが登場したりと、キャラクター商売としての方面が強かったSSSSシリーズらしくちゃんとキャラ立てができていたのも良かったです。

 

長所は上げるだけ上げられそうなんですけど、まー...数少ない不満点を挙げるとなると世界の異変が起きた理由付けが初見じゃちょっと理解しづらいなと感じたぐらいでしょうか。これに関してはテレビアニメ版も初見じゃストーリーがSFらしさのあるなんとなく感でしか理解できておらず、見返してからやっと細かく面白さがわかってきた節あったのである意味SSSSシリーズらしさが継承されていたような気もします。

このストーリーの難解さが懸念材料かなと感じているので、スタァライト劇場版と同じくやはりファン向け映画を否定しきれないかなと思ってます。まぁどちらもテレビアニメを見た上で映画を見れば素晴らしい出来なのは変わらないのですが

 

 

とりあえず言えることはグリッドマンとダイナゼノン両方見た人なら是非とも映画も見ておいて貰いたいですね。間違いなく損することは無いので。

 

では