【アニメ】氷菓 感想

皆さんこばんは。ちゃんたです

今回もつい最近見返したアニメの感想のまとめ記事を書いていきます。

 

今回紹介するのは「氷菓」です。こちらは2012年に放送されていた京都アニメーションの作品です。ここ数年間はよくちょうど10年前に放送されているアニメを思い立ったら見返しているようにしているのですが、今回はその一環で10年ぶりに見ることにしました。

内容は省エネを信条とする主人公の折木奉太郎は姉からのお願いで廃部寸前の「古典部」に入部することになり、あの「気になります」でおなじみのヒロイン千反田えると出くわすことに。そして、えるが不思議に思った謎について主人公が解決していく学園ミステリとなります。まぁ、ようは推理小説のような大事件に遭遇するわけでもなく、学校で起きる問題ごとを中心に展開が広がっていくお話なわけです。

 

10年ぶりに見返したわけですが、文化祭や終盤のバレンタイン回のような一部の話以外はまるですっかり忘れていましたね。2012年内に見たアニメだとTRITRIやガルパンもすごく好きでしたが、何故かこのアニメだけ記憶が本当になかったぽいです。

上記の通り10年前と言えど、今見返してみてもやはりアニメのクオリティがものすごく高いですね。まずは何といっても京都アニメーションなだけあって作画や演出が本当に綺麗でした。

話の構成に関しても、基本的に学校で生活するベースの上で、行事や季節の催し毎に合わせて古典部たちが行動しているので学園モノとしても申し分なく、その日々の中でえるが何かしら謎に気付く→奉太郎が考える→解決とその理由の解説とパターンは決まっているものの、1話構成、2話構成、数話の長編モノと展開自体にはマンネリを感じさせることもなく、時には奉太郎側が一杯食わされる場面もあったりと割と平和的なアニメであれど意外性のあるどんでん返しのオチに結びついたり、2クールの作品でも退屈することなく最後まで見れました。今気付いたんですけど、京都アニメーションで2クールってこれが最後ですね。

 

キャラクターデザインや絵に(個人的には)あまり古さを感じられず、作画も話も安定しているので今でも京都アニメーションの中で一番好きですね。もし若い人で京アニファンの人がいたらオススメできる1作品だと思っています。

ただ、残念なことに例の放火事件でこのアニメに携わっていた方が3人も亡くなってしまわれたので続編はあまり望めないようになってしまいましたね…そもそも原作のストックもどれ程あるのかわからんが

 

ということで今回はここらへんで終わります。