【漫画】山田くんと7人の魔女 感想

皆さんこばんは。ちゃんたです

今回はついこの間漫画の感想を書いていきます。

 

今回紹介するのは「山田くんと7人の魔女」です。こちらは週刊少年マガジンで2012年から2017年の間連載されていた吉河美希先生の作品です。2015年にはアニメも放送していたみたいです。

吉河先生が今連載を持っている「カッコウの許嫁」の新刊発売に合わせてなのか、先週の木曜から今週の火曜までマガジンポケットの方で全話無料配信されていたのでこれを機に読んでみました。カッコウも今買い続けてるし、とりあえず前作にどんなのがあるんだろうと気になったので。

内容は朱雀高校に通う主人公の山田竜は、階段から落ちたはずみでヒロインの白石うららとキスしてしまった際、2人の身体が入れ替わるという不思議な現象に見舞われることに。実はうららは『キスした相手と精神を入れ替える能力』を持ち、山田は『キスで魔女の能力をコピーする能力』を持っており、このような『キスすることで~何々』といった不思議な力を持つ7人の魔女たちを中心に学園生活を送るキャラ達の基本は恋愛モノでミステリーであったりコメディであったりする漫画です。

 

はい、この無料配信を機に一気に全話(28巻分)を3日ほどで読みました。流石に焦って急いで読んでいた節が強いので若干解釈がズレた事言うかもしれませんがご容赦ください。

 

とりあえず感想はというと、今のラブコメだけが中心になったマガジンの掲載作品を思うとこういったミステリー要素も入り組んだラブコメモノはすごく好きですね。とても面白かったです。

マガジン繋がりなら炎炎ノ消防隊が結構好きだったのもあるので、自分がこういった能力者モノにハマりやすいだけかもしれませんが、主人公が魔女の能力がコピーできることから魔女の能力を把握しトラブルを解決したり、逆に厄介な敵対サイドのキャラが出て来たらそれもコピーした能力で対処していくといったガッツリにバトルをやる訳ではなく、それでもなお頭脳戦のような話が展開されているのが良かったです。

その中でも最初の記憶操作の魔女のように予想とは大きく違った展開も多く最後まで退屈に感じる事なく読めました。

 

ただ、少し問題があるなと感じたのは10巻を超えた当たりの2回目の魔女とのいざこざ以降の話がややこしかったです。例えば別勢力の魔女がいたり、男でも魔女になったり、記憶の操作なんて終盤に何度も発動されたりだとか...ここら辺は若干引き延ばし感がありましたね。特に25巻超える頃から日常回が増えたのに28巻で急に終わりに入りますよ感のある話始まるし。特に最終回は銀魂で言うところのファイナルファンタジーが突然始まってて笑っちゃった。

とはいえこのややこしいパートでも記憶操作の対処として白石が書いていた日記のやり取りはどれもすごく好きでした。ハーレムものに近いラブコメではありましたが、途中で主人公とヒロインがくっつくラブコメモノも案外悪くないなと初めて感じましたね。

 

あと、問題と言うほどでもないかもしれないけど、この漫画ちょっとばかし女性人気が強いような気がしたのですが、読んでみて理解しました。上記に書いた男でも魔女になるってのがヒントです。

 

まぁとりあえず最後に言いたいのはまた機会があったら読み返したり、アニメ見たくなるぐらいにはハマれたので講談社さんはヤンキー君とメガネちゃんみたいに新装版出してください。

あと吉河美希先生、カッコウの許嫁の今後も楽しみにしてます。

 

今回はこれぐらいで終わります。