【漫画】頭文字D 感想

皆さんこばんは。ちゃんたです

今回は来期に放送される「MFゴースト」の前作たる頭文字Dの感想をまとめていきます。

 

アニメは昔に劇場版まで一度見ましたが、今年に入ってから新装版を集めていて8月には全巻買いそろえました。それでもすっかり記事に起こすのを忘れていましたが

 

まぁ誰もが知っていそうな漫画でしょうが、今一度改めて概要を紹介します。

こちらは週刊ヤングマガジンで1995年から2013年までの間連載されていたしげの秀一先生の作品です。アニメも98年から2013年の間に各章ごとに放送されており、第1部終盤辺りを元にした劇場版も公開されていました。あと新劇場版も(めっちゃ不評だったけどね)

そして今でも大型のゲームセンターではアーケードゲームが展開されていますね。今じゃ車をフルチューンにまで育成するのもすごく楽になってので是非やってみて頂きたいのですが、その話はまた今度

 

内容は峠道を自動車でレースをする走り屋たちのモータースポーツ漫画ですが、序盤の頃の主人公は車の知識は然程ないものの、中学生の頃から父親に豆腐の配達を半ば強制的にやらされていたことからドライビングテクニックが備わっており、そんな主人公が乗るターボも付けていないAE86トレノ(昔トヨタが作ってた小さい後輪駆動車。皆さんご存じのあの車)で数々の強力なエンジンを積んだスポーツカーを相手にコーナー勝負で打倒していく作風になっております。

 

全巻読んだうえでの感想ですが、やはり第1部は本当に面白かったです。流石世界的にあれほど人気が出るのもうなずける程の怒涛の展開で飽きる事なく次の話が気になるぐらいにはすぐ読んでしまいましたね。実際に新装版を購入していた時も10巻ぐらいは地元のTSUTAYAに寄るたびに2冊分ずつ買いに行ってた覚えがありますね。

主人公がパワーのない車で強力な車に技術だけで勝っていくというある意味下克上的な展開が面白いのも間違ってはいませんが、群馬の田舎を舞台に昼間は学校に行き、夜には山に入ってカーレースをするという日常と非日常の対比がこれまた良かったです。元よりファンタジーモノよりは現代設定の能力者モノのアニメや漫画が好きなんでそこがハマりやすかった要因な気もしますが。

あと、この頃ぐらいの方が良い意味でガラの悪いキャラがいたのも、より一般人のレース勝負という舞台にリアリティがあってキャラも立っていましたね。出番こそはそんなに多くなくともガムテープデスマッチの慎吾や打ち負かした相手チームのステッカーを切り裂いて自分の車に張り付けていた清次みたいに

 

ただ、2部になると失速したように感じたのは否めなかったですね。相手キャラが出番少ないのも当然ですが、負けたらプロジェクトDチームを解散するという制約があるので主人公側が勝つのは当然わかっている上で話が広がっていくのと、下り一本勝負だった1部に反して走る本数が長くて試合も長々と続いたりと...あと1分だと細かく秋名に妙技、赤城など山の名前が出て来てたのに、ここら辺になるとどこで勝負してるのかよくわからない事も多かったですね。

それでも埼玉の渉戦やカプチーノ戦、茨城のパープルシャドウ戦など面白く感じる回も多々あったのですが、終盤の神奈川編に入るとちょっと...作画がすごく劣化し始めたし、勝負も相手がスピンして負けるみたいな展開があまりにもワンパターンすぎるし

 

ま、全体通してみると終盤の尻窄み感は否めませんが、やはり大昔にめちゃめちゃ人気出ただけあって、来期のMFG始まるまではやはり一度読んでおいても損はないと思える作品ではあると思います。特に第1部までは本当に面白かったので

アニメも基本原作を基本に最後まで作っているんでもし見れるなら見て貰いたいのですが、今Dアニ以外で対応できてるんですかね?

 

とりあえず来期のMFゴーストも期待して見ようと思います。

では