【映画】ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 感想

こんばんは。ちゃんたです

 

映画公開から1週間たったので「ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE」について感想を書いていきます。ちゃんたは昔からこの映画シリーズの大ファンで各映画を何週もしたぐらいにはずっと見ているので過去作の事も踏まえて書いていきます。

 

今回のあらすじは、「エンティティ」というあらゆる情報端末へ忍び込むことができるAIについて各登場人物の思惑が入り乱れるストーリーになっています。

冒頭にそのAIが自分を積んだロシアの潜水艦を自爆(撃った魚雷を大きく1周してその潜水艦にぶつけた)させてしまい、そのAIを動かすための2本のカギが行方不明になりますが、その内1本をイルサが入手していることなのでイーサンがIMFからカギを奪還するよう指令を受けたことで話が始まります。その中でも、アメリカ政府含め各国の政府機関は世界を支配することのできる万能なAIの入手に躍起になり、イーサンはAIの破壊を目的とし、イーサンと因縁のある今作の悪役「ガブリエル」はAIの協力の元で鍵の入手を目論むんでいることから各登場人物が対立しあうようになっています。

 

感想としてまず真っ先に上げたいのが、「アクションは勿論文句なしに良かった。ただ、話がちょっと複雑だった」ですかね。アクション方面、というか格闘戦や心理戦等、初めから終わりまでずっと逃亡シーンや潜入シーン等で緊迫感が続いていているので映画が2時間40分程の長時間な割には退屈に感じるシーンがほぼ無かったのは好印象でした。ここ最近の続編モノの洋画はやたらと長時間の映画を作る割には途中、中だるみを感じる描写が何度かあるのは不満に思っていましたが、今作こそは比較的マシな方だったと思います。特にM:iにしてはちょっとばかしコミカルな要素も多かった気がするので良い意味で緩急が付いていました。

 

ただ、脚本としては全シリーズ中1作目の次ぐらいにはややこしかったと思います。話のテーマがAIという点はまだ良いにしても、あらすじで紹介した通り様々な立ち位置の出番の多い登場人物が多すぎるんですよね。例えばどの登場人物もカギを欲してはいるものの、主人公のイーサンはAIの破壊が目的、キトリッジはじめアメリカ政府のおじさん型はAIの確保、悪役のガブリエルは個人でのAIの使用、新しいヒロインは金目当てに依頼人から承ったカギの奪取、その依頼人たるホワイト・ウィドウはキトリッジとの交渉...etcと様々な立場でお互いが競り合っているのでそこを理解しようと頭を働かせながら見ないと少し映画のストーリーの把握が難しかった気がします。

それはそれとしても、PART1と分けてはいるものの、オチではちゃんとイーサンがカギの奪取に成功しているので一応この前半作としてのオチを付けて締めていたのは良かったと思っています。まぁ、PART2を見るまではストーリーとしての評価はしにくいのですが。

ただ、不満点を挙げるとするとイルサの扱いがちょっとぞんざいなんじゃないかなぁと...アメリカの映画やドラマは女が退場するの多すぎる気するんだよな。

 

あと、どうでもいいんですけどこっちの映画もワイルドスピードと同じローマでカーアクションやってたのは今のアメリカの流行りなんですかね?ラブライブサンシャインの映画で挿入歌披露してたスペイン広場がボッコボコにされてたのも同じだしw

 

とりあえず書くべき事書くとしたらこんなもんですかね。一応今作でもベンジー達や何故か1作目以来に出演したキトリッジ等過去作に出てた登場人物が多いですが、ストーリーの軸自体はあまり過去作と繋がっていないので今作から初見で見ても損はないと思います。もちろん従来のファンなら是非見に行って欲しいです。

 

 

では