どうもこんばんは。リーチマイケルです。
嘘です。ちゃんたです。
今回は発売してから1カ月程経ったので、この「ポケットモンスター ソード」をプレイして思った事を書き出していこうかなと思っています。
システム面、ストーリー面、ダンジョン面も当然、殿堂入り後の要素も今までのポケモンシリーズの世代別では毎回遊んだことのある自分なりに感想を書き連ねていきます。ちょっと長くなるかもよ
本当はゴーストタイプ使いのオニオンが出てくるシールド買いたかったんだけどね。何故か樟葉モールのEdion行ったらソードは売れ残りまくりなのにシールド全然なかったんだよね。
【パッと見たグラフィックの感想】
こちらのエンジンシティのように大きな都市になると街の作りこみがポケモン映画並にすごくて、「もうポケモンもこの領域に来たか」と思わせるぐらいの迫力はありました。やはりswitchに移行しただけあってCGでかなり凝った町のデザインができてるなぁとは思います。やはりここはドット絵時代ではたどり着けなかった境地であると言えます。
更に、先ほどのオニオンの画像の背景を見てもらってもわかる通り、今回はジムバトルがまるで現実で言うところのスポーツのスタジアムのように観客に囲まれた中でのバトルになっているのでかなりの臨場感があります。正直本当にジムバトルだけは文句の付けどころがありません。BGMも最後のポケモンになると観客が応援しているようばボイスが付け加えられ、いかにも自分が大きな舞台で戦っているんだなと実感できて楽しいです。
【ポケモンのデザイン】
先ほどのグラフィックの話に繋がりますが、正直言ってグラフィックが進化しているように思えません。リストラするって話が出た時の言い訳はなんだったんでしょう?
絶対6世代以降のモデルと一緒なんだよなぁ…飛行ポケモンなんかは特に。
このようにカレーを一緒に食べたりとキャンプで遊んだりするのに容量が必要だったって話なんですかね?イマイチよくわかりません。
後は新ポケモンのデザインですね。正直ちょっと今回はハズレが多かったんじゃないかなぁと思ってます。
もちろんワンパチやポットデスみたいに個人的に好きなポケモンもいますし、ネットを見ているとタイレーツやヨクバリスはイラストを描くタイプの人には好かれているように思えます。
と言っても、やはりCGを利用するようになってから一つのポケモンの中で色がちぐはぐしすぎな気がします。その例がダイオウドウとかですね。もうちょっと落ち着いた色を使えばいいと思うのですが。
まぁ正直今回は特に酷いデザインのポケモンが多いので大概はもう許してしまいそうになるんですけど…
わざわざ説明せんでもいいかなぁと思うのですが、まぁ、やっぱり化石ポケモンですよね。なんすかこれ
ガラル地方では上半分しか見つからない、下半分しか見つからない化石があるから自由に混ぜて作ろうって発想らしいです。いや、繋げるなら繋げるで輪切り丸見えとかしっぽの先に頭くっつけるってガラル人頭おかしいでしょ。500回ぐらいミュウツーの逆襲見て来いよと。
これクリミナルマインドのシーズン8の4話に出てきた妻が自力で歩けるようにするために適当に拉致した人間に他人の足をくっつける手術を繰り返していた凶悪犯を思い出しまたわ。
しかも、右上のウオノラゴンが環境入りするっていうね。とりあえず次回作からは今作で起用したアートディレクターを全く関わらせないようにして欲しいですね。
【ストーリーやマップの造形】
まずはストーリーの構築から触れていこうかなと思います。まぁいつも通りライバルと切磋琢磨して道中ジムリーダーや嫌味なヤツ、といろいろな人間に触れあってチャンピオンになるのを目指していくストーリーですね。
個人的にはホップやマリィ、ビートのようなライバルキャラとお互い高めあいながらそこを周りの大人も協力しくれたり、一緒になって応援してくれるストーリーは心暖かくてすごくよかったと思います。チャンピオンも序盤から結構一緒にいるしね。
ただ、ちょっと物足りないと感じたのは悪役の存在ですかね。本当に終盤になってちょろっとエーテル団のように下っ端が急に戦闘をしかけてきて、秘書ポジションとボスポジションと戦うくらいで今までのポケモンシリーズにおける「やばいやつや面倒なやつがいる」って緊迫感があまりありませんでした。アジトに乗り込むのにもただエレベーター駆け上がったり、ジムの地下に降りてすぐ戦闘始まったりとか。エール団も蓋開けてみたら悪役ではなかったし。
今もちょうど触れましたが、本当にマップの造形は面白くなかったなぁと思います。むずかしさなんてLv.0,5くらいじゃないですかね。
ただ、ワイルドエリアだけはストーリーで無理やり通らせるくせにレベル60のポケモンとか出てきて面倒ではありましたが。
敵アジトなんてほとんどあってないような物だし、道中道に迷いそうになる洞窟も森も言うほど複雑じゃない、チャンピオンロード扱いの吹雪の道ですら一本道でおサルでもできる難易度でした。
先ほど話したように街のグラフィック自体はすごくレベルがあがっているのに、肝心の道の基礎が全然ダメでしたね。本当にここだけはもったいない。
バトル方面はまぁ、適正かなって言えますかね。正直7世代の理不尽な難易度に比べたらそらマシではありますが、だからと言って簡単というほどでもないですね。
まぁワイルドエリアでアホほどレベル上げてりゃ話は別ですが。
音楽は…うーん…やっぱり増田順一さんがいないと微妙っすね。なんというか、虚無です。ビートやマリィのように個別の音楽はまだ多少好きになれましたが、正直7世代程ハマれるBGMは全くなかったです。あっちはグラジオ戦、四天王戦、悪の組織したっぱ戦(スカル団もエーテル財団も)、ルザミーネ線、ウルトラ調査隊…などなど上げればキリがないようなぐらい好きなBGMいっぱいあるんですけど。
増田さんは自分にはプロデューサーより作曲家としての方が向いていることに気付いてほしいです。
【システム面】
こちらからは若干殿堂入り後の要素も触れていきます。
今回からの新要素「ダイマックス」はどのポケモンでも3ターン限定で使えるという事になっているのでメガシンカよりかは健全であるように思えます。
しかも、ダイマックスしたら元から覚えている技のタイプや種類で追加効果が分かれているので、相手がバンギラスを出した後にこちらは水タイプのダイマックス技を使って無理矢理天候を雨に変えるといった、天候パ向けの戦いた方や、毒技や飛行技のように能力上昇する技を使って積んで戦っていくという今までとはまた新しい育成の幅が広がっているので結構これはこれで楽しいです。
自分もフワライドを軽業弱点保険で強化しつつ、飛行のダイマックス技で素早さ積んだ後にバトンタッチする戦法を考えたりしました。
後は。やはり何といっても育成環境ですね。こればっかりは話さないわけにいきません。
簡単に言って今まで比べて育成環境は…
良くなってない。むしろめんどい。
はい。詳しく話しますと、よくなっている点もあります。
例えば努力値振りはタウリンなどのドリンク剤で1つで努力値10触れるようになったので、25個買ってあとは自力で2降れば極振りができるようにました。努力値稼ぎに関してはぶっちぎりで楽になれた要素と言っても間違いないです。お金があればの話ですが。
後は、卵技遺伝が親でも引き継げるようになった点ですね。
例えばA抜け5Vのプルリルが作れたけど、卵技の「力を吸い取る」覚えさせるのを忘れてしまった!となっても、適当に「力を吸い取る」を覚えたフワライド♂と別のプルリル♀を預けて、「力を吸い取る」を覚えたプルリルを作り、さっきのと今のプルリル両方を育てやに預ければさっきの5Vプルリルに後からでも「力を吸い取る」を覚えさせられるようになるって話です。
あとは性格も「(性格名)+ミント」というアイテムを使うことでその性格の補正に変更できるようになりますが、ただこれ50BPも必要になるのでぜーんぜん実用的ではありません。もちろん今作にはサーフィンのような楽してBPの稼げる施設はありません。
その分悪くなった点で言うと、V付きメタモンの捕獲がすごくめんどくさいです。
まず、ワイルドエリアのレイドバトルの説明からしていきますが、レイドバトル自体が一人で挑戦する際は他3人NPCがランダムで選ばれるのですが(画像はみんなで挑戦)、まぁこれが本当に役に立たない。
相手が攻撃されるたびにゲージが減っていく守り体制を取っても、攻撃技すら選ばないソーナンス、ソルロック、トゲピー、ピッピ、イーブイはいるわ、大半が未進化使ってくるから防御は薄い(たまにタスキ持ちがいるけど)、何故数ある炎タイプの中からクイタランを連れてくるか、マジでNPCのチョイスが意味わかりません。
中には中の人ネタを狙ってピカチュウを使うイクエ、イーブイを使うアオイと言ったポケモン界の有名人ネタのトレーナーがいますが、まぁそういうネタはともかく、そうでもないのに役に立たない奴は本当になんでこんなNPCを敢えて設定したのかゲームフリークに小一時間問いただしたい。というかテストプレイやっているんですかね?
で、メタモンの話に戻ります。
ワイルドエリアで低確率に出現するこのレイドバトルに出てきたメタモンを使わないといけないのでかなり時間がかかります。そのレイドバトルをするためのアイテムを稼ぐのにも時間がかかるし、さらにそっからまた運なのでもうバグ技使うぐらいじゃないとメタモンの捕獲がほとんどできません。
その癖個体値頼りの目覚めるパワー廃止ですからね。なんかの嫌がらせですかねこれ。
他のポケモンでも、夢特性の捕獲も同じようなやり方じゃないと捕まえられません。しかもNPCが糞雑魚すぎて何回も挑戦しないと捕まえられない。
本当にここいらの育成要素は今までのシリーズに比べて改悪されたとしか思っていません。
総計して楽になった要素より面倒になった要素の方が大きいですね。マイチェン出るときは改善されてるといいのですが。
【対戦環境】
過去作のポケモン大量にリストラしているので準伝説がいなくなったり、逆に昔に比べて強いと評価されているポケモンが増えたのは面白いとは思います。
ただ、やっぱりゴーストタイプの強さが若干問題ではあるかなぁと思います。最近ポケモン自体虫タイプや岩タイプのようにもうタイプで強いや弱いと扱われている事が多くなりがちですが、やはり6世代で技の通りをよくしただけあってゴーストタイプが結構環境上位入りしています。今まででもゲンガーやギルガルドが強い中、今作では下方修正されたのにも関わらず1度攻撃を無効にできる特性がダイマックスと相性のいいミミッキュ、オンバーンから素早さ種族値1位の座を奪ったドラパルトと言った、ゴーストタイプの連中が環境にどしどし現れるようになっているのは個人的にゴーストタイプが好きな自分としてはうれしい反面、やはりゴースト自体に下方修正した方がいいのでは?と若干感じております。エスパーとかもうエスパーであることで人権ないからね。
物理型のゴーストの場合は攻撃1回避けれるゴーストダイブがダイマックスメタになっている所もありますからね。
と思いつく限り書いてみました。まぁやっぱりポケモンと言うゲームは安定して面白さはあると思いますし、初めてポケモンやろうかな?と考えている方には難易度は高くないし、ポケモンと触れ合える要素多いのでオススメできるのではないかなぁと思っています。
自分としても一応マイチェンやダイパリメイクが出るなら買ってもいいかなとは思っています。
やっぱりゲームフリークさんにはもう少し頑張ってほしい箇所も多々ありますが、ちゃんたはこれからも応援していきます!!