【アニメ】宝石の国 感想

皆さんこばんは。ちゃんたです

見たアニメのストックもたまって来たんでまたもや最近見たアニメの感想を書いていきます。

 

今回紹介するのは「宝石の国」です。こちらは月刊アフタヌーンで連載されている漫画のアニメで2017年に放送されていました。ちゃんたはマガポケをよく利用しているのですが、年明けてからしばらくの頃にそのマガポケで3巻まで無料配信されてから、今でも毎日1話ずつ読んでいるのでそれを機会にアニメも見ることにしました。なので今回は原作も踏まえて感想を書いていきます。

 

大まかなあらすじは、「人間」が絶滅した未来の世界で人のような体を持った宝石たちと、この彼らを装飾品にしようと月から襲来する月人(つきじん)との戦いが描かれています。そして主人公のフォスフォフィライトは硬度が弱く、不器用で、何をやっても駄目なことから、1人だけ仕事が与えられていなかった所、宝石たちの指導者である金剛先生から呼び出され「博物誌を作る」という仕事を与えられるという話から始まることになります。

 

で、見てみた感想というと、原作の絵やキャラクターデザインは割と可愛らしいテイストにはなっているのですが、実際に見てみると思ったよりシリアスな方面に強くて一気に引き込まれる程に面白かったです。

あらすじで紹介した通り、この作品は宝石と敵の月人との闘いがメインテーマなのですが、宝石たちは戦っている間に敵からの攻撃等で衝撃を受けると体が破損してしまうんですよね。それで体が破損しても基本的に不死身の宝石たちは修復する事はできるのですが、バラバラになって身動きが取れなくなるとそのまま月人たちに連れ去られてしまうので、そういった戦闘シーンでの緊迫感が作品の魅力につながっていると感じました。

その中でも特にこの作品の見所はフォスの変化でしょうね。上述した通り宝石たちは体の修復はできるのですが、もし自分の破損したパーツが紛失してしまった場合は他の宝石を繋ぎ合わせないといけないんですよね。それで主人公のフォスだけアニメ本編でも2回このタイミングがあったのですが、フォスの場合は足を代用で修復した場合は高速移動、腕を代用で修復した場合はその腕の形状を自由に変えられることで戦えるようになったりと、体のスペックがドンドン変化していく様は見ていて期待と不安両方に駆られてしまいましたね。

 

そして、アニメではフルCGで制作されているので、白黒の原作と違って髪や破損した体の断面等が宝石のように光り輝いている演出が施されていたり、月人との戦闘シーンでもグルグルよく動いて戦っていたりと、CG制作であることを最大限に発揮したアニメ作りができていたのが良かったです。製作スタッフにラ!無印とスパスタに関わったスタッフが多いことでBGMの作りも良かったですね。

 

原作の良さを発揮しつつ、アニメ制作を行う上で更に作品の魅力を増す工夫が施されていたりと個人的にはかなり好きになれたアニメですが、作品自体がちょっとばかしグロテスクなので人にオススメはしにくいなかと感じました。

ただ、今でも原作追っているのでもしアニメ2期作るのであれば絶対見たいなとは思ってます。とはいってももう放送から6年近く経つので、期待しても2期の可能性はなさそうな気がしますが...

 

今日はこの辺で終わります。