最近のアニメ・ゲームの音楽コンテンツについて

どうもこんにちは。ちゃんたです

 

この前のバンナムフェスの話題で思いついたのでここ近年話題になるアニメやゲームにおける音楽で売り出している作品について世の流行り廃りの要因を調べていこうという記事になります。

調べた結果でコンテンツの上下を決めようという訳ではありませんが、今後も似たようなコンテンツがリリースされた際にそのコンテンツを追うかどうかの指標にしてもいいんじゃないかと思ってまとめてみました。ただ、今回は現役の女子キャラ中心のコンテンツのみ上げたのでSideM等は省いております。

 

あくまで各コンテンツのメディア展開の状態に基づいたり、半分主観で分析したので自分の心情とまるで違うなんて箇所もあるかもしれませんが、そこはご了承ください。

 

ではシリーズのリリース順で纏め、

アニメ本数、ゲーム充実度、楽曲バリエーション、サブスク有無、出演者の歌唱力、ライブ充実度を○や△で4段階評価とそのコンテンツに持つ印象を書き上げていこうかと思います。

 

アイドルマスター(無印)

starlit-season.idolmaster.jp

アニメ本数:○

ゲーム充実度:△

楽曲バリエーション:◎

サブスク有無:×

歌唱力:○

ライブ充実度:△(現在は)

 

おそらくラブライブ等、後続が増えたきっかけと思われるコンテンツ。新規開拓しただけあって大昔から切磋琢磨した結果、楽曲においてはソロも多く、ユニット楽曲もメンバーが固定にはならず、テンポの速い曲からバラードまで、その上カバーも沢山用意されているので未だに楽曲方面は優秀。アニメも2クール分と劇場版があるのでそっちの展開も十分。ただ、やはり現代じゃ新規ファンが増えない理由としてはそもそもアニメももう10年近く前な上にサブスクが全く対応されていないどころか配信販売すらロクになく、出演者も次々の結婚してライブ活動もしづらくなってしまったからか。ゲームはASだけの世界観では据え置きソフトしかないものの、ミリシタでは供給がいくらかはあるので一応△にしといた。

 

アイドルマスターシンデレラガールズ

cinderella.idolmaster.jp

アニメ本数:○

ゲーム充実度:△

楽曲バリエーション:◎

サブスク有無:×

歌唱力:△(現在は)

ライブ充実度:△

 

アイマスの次女コンテンツ。2016年ごろには大流行りしただけあり、2015年には2クール分アニメ放送し、キャラクターの数が多いだけあって楽曲バリエーションも多く、現在もなお複数公演のライブを開催できるぐらいにはコンテンツ自体の供給は盛沢山。

だがしかし、問題はキャラクターの数の多さが原因で人によってはゲームやライブで自分の好きなキャラクターにロクな供給が無かったりする時期が長すぎるので今や人離れに歯止めが利かない模様。で、もちろんサブスクはない。ただ、1部を除いて大半の曲は配信販売には対応している。

歌唱力を△にした理由は古参メンバーの大半は安定しているからまだしも、言っちゃ悪いがここ数年の新人のレベルが低すぎる。よって今や△レベル。

 

アイドルマスターミリオンライブ

millionlive.idolmaster.jp

アニメ本数:×

ゲーム充実度:○

楽曲バリエーション:◎

サブスク有無:×

歌唱力:○

ライブ充実度:△(現在は)

 

アイマスの三女コンテンツ。ただし、大ヒットした経歴がないからかメディア展開はあまり恵まれていない模様。アイマスシリーズなだけあってソロ楽曲のリリースの速さでは無印に次ぐ上に楽曲バリエーションも豊富。

スマホゲームに関しては毎月2度ソロ楽曲、既存曲イベントが1回、新曲イベントが1回と月に4回も楽曲が追加されるにしても今のところ全楽曲にMVが実装されており、さらには3か月ごとのフェスは計50回も無料ガチャが回せ、無料で獲得できる衣装の数も豊富。ただし、◎じゃない理由としてはやはりキャラの数が多く各キャラの出番スパンが長い。そしてイベントを回すのが少し面倒な部類。

そしてここ数年ではライブの手抜き具合が酷く、昔は周年ライブで3回程地方公演を経た上で締めの都内公演をするぐらいには充実していたものの、近年ではもうたった二日しか開催しないライブばかりになってしまった。そして怪我や妊娠以外での欠員者も出るようになってしまったのでライブ充実度は△。最後にもちろん姉貴連中と同じく配信販売は対応してるものの、サブスクは未対応。

 

 

アイドルマスターシャイニーカラーズ

shinycolors.idolmaster.jp

アニメ本数:×

ゲーム充実度:×

楽曲バリエーション:△

サブスク有無:×

歌唱力:○

ライブ充実度:〇

 

一応アイマスの末っ子。なお、このシャニマスがリリースされたころに大1だった人間はもう社会人になった模様。

このシリーズについてはここ最近で炎上事が多すぎるのですが、今回はあえてスルーします。

末っ子なだけあってアニメもなく、ゲームもあまり面白くない非音ゲーしかない。楽曲もユニット制な為か似たり寄ったりになりつつある。バンドリやプロセカと違って今のところソロはリリースされているのではそこで差別化はできているが。

ライブに関してはここではオリジナルメンバーが集まり安いものの、去年は2日間でソロだけ変えたようなコピペセトリ、今年はたった2日の開催になってしまったのであまり出来がいいとは言えないので○にとどめた。

歌唱力に関してはシンデレラやミリオンと比べるといい意味でも悪い意味でも目立つのがいないので一応○に。

このコンテンツこそ音ゲーなり出さないと今後上がり目があるようには思えない。

 

 

ラブライブ!サンシャイン!!

www.lovelive-anime.jp

μ'sは活動を終えてしまったのでサンシャインから上げていきます

 

アニメ本数:○

ゲーム充実度:△

楽曲バリエーション:○

サブスク有無:◎

歌唱力:○

ライブ充実度:○

 

基本的にラ!シリーズ全体でゲーム外は充実してる。サンシャインに関してもアニメは1クール分が二つに劇場版、楽曲は基本全体とミニユニット曲が多いもののソロやアニメ挿入歌、変則的にメンバーを組み替えたCDシリーズもあるのでそれなりにはバリエーション豊富。そして今までは円盤特典が視聴しづらかったものの、全体やミニユニットのアルバムが発売されたことでサブスクでも全楽曲が視聴可能。ライブも全体とミニユニット個別それぞれで開催されているので数も多い。

でやっぱり問題はアニメ楽曲ライブ以外だとスクスタで稀に出番あるぐらい現在進行形だと供給が乏しい。

 

ラブライブ!虹ヶ咲学園クールアイドル同好会

www.lovelive-anime.jp

アニメ本数:○

ゲーム充実度:×

楽曲バリエーション:○

サブスク有無:○

歌唱力:○

ライブ充実度:○

 

アニメは現在2期が放送中だけど、現時点でアニメが1クール二つ分あるものとして評価。やっぱりゲーム外以外はよく揃ってる。

大概はサンシャインと要素は似通ってるものの、こちらではソロ楽曲中心で展開されており、各キャラのソロ曲自体は今のところ2、3タイプぐらいには分かれており、パターン自体はシンプルなものの、楽曲の種類は豊富。

ただゲームが…スクスタの批評にはなるけども、MVは中々追加されないし、その虹ヶ咲のソロ楽曲ですら1週目と3週目しか実装されていない。そしておまけにメインストーリーの20章以降の展開があまりにも酷いのでもうゲームはないものとしてしか評価できない。ただ、追加メンバーは揃って歌が上手いのでアニメでよく調理して貰いたい所。

アニメこそ脚本の出来もよく個人的には好きだけど、未だに円盤特典の楽曲が視聴しにくいのでサブスク配信は○に留めておいた。

 

ラブライブ!スーパースター‼︎

www.lovelive-anime.jp

アニメ本数:○

ゲーム充実度:×

楽曲バリエーション:△

サブスク有無:○

歌唱力:△

ライブ充実度:◎

 

ラ!の新人。なのでそれ故に評価が低くなりがち。他のラ!シリーズと同じくアニメは今のところ2期まで決定しているが、そもそもゲーム方面の供給はない。そして楽曲も今のところは数が少なすぎる。もちろんサブスクは対応しているが円盤特典はほったらかし。

歌唱力に関しても新人だらけかつ、ライブ営業を中心にリーユー等顔面採用臭いので今のところは評価は高くしづらい。これで新キャラ追加となると本当に楽曲方面の出来が心配になる。

ただ、その割にはライブ営業は豊富。というか多すぎるぐらいで既存のファンが辟易してるようにも見える。

 

でもちゃんたはスパスタの音楽の方向性自体は好きです。

 

 

BanG Dream!

bang-dream.com

アニメ本数:◎

ゲーム充実度:○

楽曲バリエーション:○

サブスク有無:○

歌唱力:△

ライブ充実度:◎

 

ここ数年前には大流行りしてたバンドコンテンツ。アイドルじゃないけど音楽コンテンツなので上げた。

アニメはアニメが3期どころか劇場作品も多いので豊富っちゃ豊富。そしてゲームも音ゲーとしては凝っていてなおカバー楽曲の量も多く、更にユニット別のライブ数がかなり多く、こういった要素のお陰でユーザーが多く稼げたのかと思われる。ただ、オリジナル楽曲はバンドをまとめた曲しかないのでパターンは単純。ゲーム性に関してはイベントはすぐに☆3カードが獲得できるぐらいには容易でユニット制度で楽曲を制作していることからキャラの出番の偏りがそこまで激しい訳でもないのでストレスに感じる事は本当に少ない。

問題はボーカルキャラに限って歌唱力がアレな声優が多すぎる。特に問題になったモルフォニカ等、ブシロード社が関わっていることにより響事務所の声優を優遇したキャスティングが原因で炎上事に繋がったなんて話はミルキィホームズの頃にもあったというのに反省が足りてない。

未だにゲームはやってるけど、正直ホロライブのようにコンテンツに合ってない、原作サイドに人気楽曲もないコンテンツとのコラボばかり持ってくるのをいい加減辞めて欲しいって思ってる。

 

・D4DJ

d4dj-pj.com

アニメ本数:○

ゲーム充実度:○

楽曲バリエーション:○

サブスク有無:◎

歌唱力:△

ライブ充実度:○

 

評価はバンドリとほぼまんま。アニメはまだ1期しかないものの、ゲームは多少難易度もが高くとも珍しい操作方法でなおかつカバー楽曲が多いのでつまらないわけではない。個人的にはサンシャインのAZALEAと同じくテクノポップグループがこの手のコンテンツでは珍しくいるのでそこはポイント高い。でもオリジナル楽曲はユニットしかない。と言ってもカバー楽曲がバンドリよりもサブスク対応している数が多いので一応◎にしておいた。

ただ、やはり問題なのはブシロードらしくキャスティングがまぁ酷い。ライブ営業優先のために元アイドルやブシロードが囲ってる響なんかの声優をやたらぞろぞろ引き連れたせいでそういったキャストの演技や歌唱力が酷くそこでコンテンツを追う気が湧かなくなった。本当は×でもいいかなって思った。

上にも書いた通りバンドリとの似た作りのコンテンツになってしまったからか、ブシロードが売り出そうと必死になった割にはあまりヒットしたとは言えない模様。

まぁこうは言ったけど、バンダイナムコサイゲームズも特定の事務所所属や自社が寵愛してる声優を何度もしつこく推し出して来るのでどこの企業も似たようなもんなのかもしれない。

 

 

・プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク

pjsekai.sega.jp

アニメ本数:△

ゲーム充実度:○

楽曲バリエーション:△

サブスク有無:◎(ワンダショのカバー2つは未対応)

歌唱力:◎

ライブ充実度:△

 

ここ最近のヒットしたセガコンテンツの音ゲー。なおおじさんプレーヤーはいない模様。

2020年にリリースしたコンテンツなのでアニメはまだショートアニメしかなく、ライブ営業もキャラのMVライブとオーケストラ公演しかないのでそういった点はバンダイナムコブシロードのコンテンツに比べると貧弱。

ただゲーム制作会社はガルパと同じことからゲームの作りやイベントの仕様等は似通っているものの、いくつかの曲にはMVも実装されているので音ゲーコンテンツのゲームとしてはまぁまぁ上位に食い込めるぐらいには充実している。オートプレイが1日に10回までプレイできるので音ゲーが苦手な人でもプレイできるので流行っているだけあって人にもお勧めしやすい。

そして楽曲もきちんとカバー含めて基本全面的にサブスクで対応しており、おまけに主にゲームで3DMVがない曲のようにYouTube公式チャンネルの方でフルサイズの2DMVまで配信されているので楽曲は本当に視聴しやすい。

そしてなんといっても声優の歌唱力が高く、楽曲を聞いてて嫌に思えることが滅多にない。公式サイドもなるべく現代において歌の上手い人をキャスティングしたと公言しているだけあってアイマスラブライブの中でも歌上手いとよく言われてた人がここに出演している。本当にバンナムサイゲもブシロもセガを見習ってくれよ

カバーが主にボカロなのでそこの需要は満たしているものの、ゲームと楽曲関係以外はあまりアイマスやバンドリのようには揃っていなくともその数少ない武器で着実に客を増やしたコンテンツと見受けられる。

 

 

【まとめ】

ざっとこれだけ上げれば十分でしょう。なるべく自分の知識だけで書き上げていきましたが、それ故にコンテンツによっては書き込み量の差が激しくなった気もします。

それはそれとして、やはりコンテンツの生まれた時期で流行り廃りは変わるとも、流行るコンテンツってのはただゲームが面白いだけではなく、何か他にも武器にできる要因があってこそだと思えますね。個人的には昔はミリオンライブのゲームは好きで何年もやっていましたが、お世辞にもデレステに比較して流行っていたとは言い難い状況が続いてました。それもゲーム外の供給が無さ過ぎる点、イベントを進めることが割と苦痛に感じる事が原因だったと思えますね。

 

今では虹ヶ咲やプロセカが好きな部類にはなりましたが、やっぱりコンテンツの根幹として重要な出演者のレベルや楽曲はもちろん、それ以外にもイベント営業以外の手軽に楽しめるメディア展開も必要になっている事は間違ってないでしょうし、今後この手のコンテンツを運営している企業はそういったメディア展開の面をより重要視して欲しいなって思ってます。

 

では