【映画】ワイルド・スピード/スーパーコンボ 感想

どうも、ちゃんたです。公開から1週間経ったのでこちらも感想を書いていこうと思います。

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今回の映画は普段のワイルドスピードと違い、ホブス(ドウェインジョンソン)とデッカード(ジェイソンステイサム)が主役のスピンオフのような映画でしたね。

その二人以外にも今回の映画だけのゲストでも、デッカードの妹ハッティは去年のミッションインポッシブルのホワイトウィドウをやっていたヴァネッサカービー、ホブスに仕事を持ってきた親友(?)のロックがライアンレイノルズ、悪役ポジションのブリクストンでイドリスエルバと、普段のシリーズに比べても格別に役者が豪華でしたね。映画の内容よりもこのキャストの豪華さの方が驚いたかも知れません。

 

ではあらすじを交えて本編の感想を語っていきます。

始まりはハッティら率いるMI6のメンバーがどこぞのテロリストから新型殺人ウィルスのカプセルを回収した所に、それをどこぞの悪の組織に所属している改造人間のブリクストンが強奪しにやってきますが、ハッティはそのウィルスを自分に注入し、なんとか脱出したところで逃亡する事になります。

ヴァネッサカービーは去年のミッションインポッシブルだとトムクルーズになんとか護衛して貰ってバーから脱出してたシーンがあったと思いますが、まさかあんなにアクションができるとは。あのアクションシーンだけでもかっこよさが伝わってきます。

 

その後、ロスに住んでいるホブスとロンドンに住んでいるデッカードの元にそれぞれCIAのエージェントがこのハッティを見つけ出すように仕事を持ってくることになります。(ハッティは裏切ったとガセを流され国際指名手配になります)

デッカードの場合は自分の妹なので、ホブスは自分が警官で世界を守るためにそれぞれ仕事を引き受けますが、MI6だったかの本部で二人がお互い協力して仕事をこなすように指示され喧嘩になります。

その後ホブスはハッティの捜索、デッカードはハッティの家に行き何かしら手がかりがないか捜索と、お互い別行動に移りますが、ホブスがなんとかハッティを本部に連れて行きます。デッカードの方は無駄に敵組織と戦闘がありますが、ぶっちゃけそんなに必要なシーンでもないような気がします。

ハッティを本部に連れて行ったら行ったらでそこにブリクストン率いる部隊が襲撃しにやってきます。ハッティを奪われそうになりますが、ホブスはビルから飛び降りて敵の戦闘員を踏み台にしながらなんとか地上に、デッカードはエレベーターから地上へ降りてブリクストンと戦闘になりますが、改造人間なので全然相手になりません。

そこで序盤からデッカードが乗り回しているマクラーレンに3人乗って逃亡するようにしますが、改造人間のブリクストンはトランスフォーマーするバイクに乗って追っかけてきます。

正直な感想ここが一番ワイルドスピードらしさがありましたね。ロンドンのそこそこ混み合ってる市街でカーチェイスするシーンはCGも駆使した現代の映画らしさのスタイリッシュさもあってかなり見応えがあります。

なんとかブリクストンを撒く際でも車高の低いマクラーレンがトラックの下を潜って逃げようとしても、敵のバイクがトランスフォームしてまだおっかけてくる中で、急にUターンしてバイクに向かってマクラーレンで突進し、そのバイクを宙に間って2階建てバスにぶつかるようにして撒いたシーンは特にこの車映画特有の見所ですね。

 

その後、ブリクストンが所属する組織の本部にウィルスを抽出する機械を取りに行かねばならないので、一度ロシアに渡って、更にハッティの身柄を引き渡します。

その後なんやかんや死にかけたことがあっても、機械を回収した後に奪取したトラックで逃げるようにしますが、やはりあのブリクストンがおっかけてきます。

ここのカーチェイスシーンは爆破する化学工場を背にして追いかけっこをしますが、そこも前述と同じく現代のCGを駆使しながらのシーンなのでやはりハラハラドキドキしながらもかなり見応えがあります。やっぱりバイクの割にはブリクストンが一番ワイルドスピードしてますね。ホブスはこの映画の事考えてスポーツカー奪取してくれ。

 

回収した機械はカーチェイスのなかで壊れてしまったので、兄貴に直して貰おうとホブスの故郷サモアに行くことになります。

行ったら行ったらで喧嘩しそうになりますが、家族と協力してここでハッティからウィルスを抽出しつつ、敵を迎え撃つ事になります。

色々と仕込みをしつつ、敵との戦闘になりますが、銃を封じた後にホブス家が大きな武器を使いながら白兵戦をするシーンが謎のお祈りから始まってそこから車を爆破、そして戦うってのが迫力があって格好良かったです。ただ、ドウェインジョンソンが確か祖父がサモア人で本人もサモアの伝統的な刺青を入れてたりするのでただそういう話をどっかでやりたかっただけに感じますが。

終盤にさしかかるカーチェイスでは、またブリクストンがハッティを連れ去ってヘリで逃げようとしたところにレッカー車のチェーンで巻き付け、さらに飛ばされないようにいくつもレッカー車を繋げてからワイルドスピード特有のブーストをかけながらヘリを引っ張って罠にかけてからヘリを墜落させ、その後に最終戦のブリクストンとの肉弾戦に入ります。

そうです。ここがワイルドスピードでよく見られる唯一のブーストシーンです。いやいや、ワイルドスピードなのにここだけなのかよと驚きました。

まぁチェーン付いてるレッカー車使わんといかんのはわかるが・・・もうタイトルの意味あんまないよ・・・

 

そして最後にブリクストンと戦うのですが、本人は改造人間なので誰がどう出るかの予測が出来てしまいます。なので当然一人が戦っても勝てるわけではありませんが、戦ってる中で二人一緒に攻撃すれば攻撃できることに気付きます。なんというか、攻略法がベタですね。ベッタベタです。

 

とまぁ大体はこんな感じの映画でした。はい

まぁ・・・一つ言いたいのは

これワイルドスピードの意味あるか??

 

まずこれにつきますね。真面目にスポーツカー乗ってたの序盤のマクラーレンだけやんけ!!

別にドウェインジョンソンとジェイソンステイサムにかっこいいことさせるだけの映画ならもうそれでいいやん・・・それでも話題掻っ攫えるよ・・・

ポジティブな話をするなら前作見なくても十分楽しめるという点でしょうか。ホブスやデッカードは数作出ていますが、その今までの話が重要になりそうな話もなかったです。前の話見ておく必要がありそうな要素でも、「なんで二人が中悪いか」の理由は「6作目で逮捕された弟の復讐をするのに、デッカードは主人公サイドの人間を狙ってくるが、その中でホブスも狙っていて一度戦ったことがあるから」です。1文で説明出来ます。「しかも8作目になると何故かデッカードはすぐに改心して主人公サイドに付いてくるようになるので殺し合うほどの仲の悪さでもなくなった」はい、これで説明出来ます。

一応8作目にも弟のオーウェン(ルークエヴァンズ)は出てきましたが、今回は母親の会話でちょっと出てくるだけです。

 

とは言ってもやはり金のかかっているアメリカの映画なのでやはりアクションシーンはどれもすごかったですね。本当に前作を見なくても楽しめる要素ってのがこれだと思います。それに話もわかりやすいですし(と言ってもワイルドスピードでややこしい話があった覚えがないが)。ドウェインジョンソンもジェイソンステイサムもヴァネッサカービーもイドリスエルバもみんなカッコイイです。

 

皆さんもこの夏、「ワイルドスピード スーパーコンボ」を見に行くのはどうでしょう?盛り上がること間違い無しです。ただ、2時間半あるので若干長いと感じるかも知れませんが

 

では